がん化学療法について

がん化学療法とは

抗がん剤・化学物質を用いて癌を治療することを言います。化学療法は、からだ全体のがんを対象に治療する全身療法で、注射、内服、点滴などの投与方法があります。一種類の薬剤だけを使う場合と、いくつかの種類の薬剤を組み合わせて治療する場合があり、「治療を行う日」と「治療を行わない日」を組み合わせた周期を設定して、数回繰り返し行われるのが一般的です。治療内容は患者さんにとって最善のものを選択しますが、どんな治療が最善かは、患者さんの信条や習慣により異なります。治療方針を決定するため、治療法についての主治医より説明されます。

外来化学療法とは

最近では、新しい抗がん剤の開発や副作用対策の進歩により、外来でも安全に治療を受けることができるようになりました。患者様が自宅での生活や普段の社会生活を送りながら、快適に安心してより良い医療を受けることができるよう、スタッフ間で毎日ミーティングを行い、医師・薬剤師・看護師・ソーシャルワーカー等と共同しサポートできる体制を整えています。また看護師がつねに治療中の患者さんの状態を観察し、必要なときはただちに医師が診察を行います。帰宅後の体調の変化にも24時間対応できる体制も整えております。

○がん薬物療法認定薬剤師 1名
○がん化学療法看護認定看護師 1名