地域から信頼され、進歩し続ける病院へ…

いわき市医療センター 臨床研修センター

歯科 臨床研修DENTAL RESIDENTS

研修医の声

劉 桂陽

2018年入職劉 桂陽
(長崎大学卒業)

当センターを研修先に選んだ理由(研修先の病院を選ぶにあたり重視した点)

 実は震災で初めていわき市を知りまして、僕はいわき市に縁はありません。でも病院見学で症例数の多さが魅力で、先生方やほかの職員の方々の優しさなどにも触れました。ほかにも理由はたくさんありますが、決め手は直感でした!今、いわき市に縁を持てたことに間違いはなかったと思っています。

初期研修において大切だと思っていることはなんですか?

 失敗したら怒られるし、なにより患者さんに不利益を与えてしまうことになります。だからといって失敗を恐れて事なかれ主義で研修してはいけないと思っています。失敗して怒られても、今までの自分にはできなかったことに積極的にチャレンジし、成長していきたいと思っています。

初期研修をこなす中で感じたこと

 自分と医療との関わりが、少しずつではありますが、深くなっていくことを実感しました。また、患者さんの人生に自分が加わることの責任と自覚を感じました。

研修医をバックアップする周囲の体制について

 研修医には必ず指導医の先生がフォローする体制になっています。頻繁に行われるカンファランスでは、自分が担当している患者さんについてアドバイスを得ています。カンファランス以外のときでも、わからないときはいつでも指導医の先生に尋ねています。

病棟研修での印象、夜間・休日当番での印象

 病棟での研修は、当然ながら口腔内の診察だけでは成り立たないため、膨大な知識を蓄えなければいけません。夜間・休日当番では、外傷や抜歯後出血などの救急患者さんに対応しています。また病棟患者さんの対応で出動することもあります。病棟研修や夜間・休日当番は、冷静に対応する能力を鍛えてくれます。将来歯科医院に務めたとしても、口腔外科医として働くときも、冷静に判断することは大切で、そのためには多くを経験することが必要です。

将来の志望進路など

 大学に進み、研究にもチャレンジしてみたいと考えています。いずれは自分が理想とする医療を提供できる医療人になって、社会に貢献できればと思っています。

歯学生の時に病院見学の際に心掛けたこと

 自分の通っている大学病院との違いを探すことでした。同じような症例でも病院によって考え方が違います。その違いを観察することでより深く知ることができます。また、見学先の病院像を掴むために、積極的に質問することにも心掛けました。

プライベートの過ごし方

 コーヒーを飲みながら、読書やユーチューブ鑑賞をすることです。いわきはおいしい店がたくさんあるので、時間があるときはおいしいものを食べに行きます。

いわき市の住み心地

 大都会で感じるような窮屈な思いはなく、一方で閑散とした雰囲気でもありません。加えて気候も東北では温暖な方です。暮らしやすい町だと思っています。