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いわき市医療センター 臨床研修センター

初期 臨床研修JUNIOR RESIDENTS

研修医の声(2022年入職)

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 2022年に研修を開始し、2年目に入った12名の先生たちに、「1年間の研修を振り返って、当センターに対して学生の時に抱いていたイメージと実際の研修で異なっていた点」を聞きました。
※2023年4月時点の内容です。 

2022

福島県立医科大学卒 埼玉県出身

青木悠伍

 私がいわき市医療センターでの研修を志望したのは、3次救急病院であり幅広い症例を経験できる点、研修医主体で当直ができる点、そして指導医と研修医の距離が近く気軽に相談できる点にメリットを感じたからです。
 一年間の研修を終えて、当直では様々な症例を経験し、時には判断や対応に悩むケースもありました。その際には2年目研修医と相談した上で内科上級医へ、または緊急性の高い場合には救命科の先生へご相談し問題を解決することができました。ファーストタッチから検査オーダーそして帰宅の判断まで基本研修医が行うので、強い責任感をもって診察に当たれるようになりました。
 学生の頃に抱いていた研修のイメージとは大きな乖離はなく、毎月行われる医局会では研修医の声も反映されやすく、良い意味で小回りが効く病院だと今では感じています。

福島県立医科大学卒 福島県出身

木田礼音

 1年間の研修中は、沢山の経験をさせてもらいました。それは学生の時の想像以上で、あらゆる手技をやらせてもらう機会がとても多くありました。研修医は雑用係のような立場で仕事をすると思っていたのですが、科によっては研修医も一戦力として重宝されているところもあり、より仕事に対する責任を感じながら働くことができました。また、想像以上に同期や2年目との関わりが大切で、当直や日々の研修でお互い助け合いながら、教えてもらいながら成長する機会がたくさんありました。

東北大学卒 福島県出身

熊田佳那子

  • 研修医主体の救急1・2次当直が思っていた以上にこわいです。Walk inの患者を診るとはいえ、その中にとんでもない重症がしばしば混じっています。でも、こわいからこそ必死で診察して、検査結果をみて、考えて、判断する力がつくと思います
  • 指導医は思っていた以上に親身で優しい先生が多いです。また、研修医同士も仲が良いです。

東北大学卒 東京都出身

後藤裕太郎

 学生時代のイメージと概ね相違点はありませんでした。内科は思っていたよりも揃っておらず、学ぼうと思っても学べないことも割と多かったです。

福島県立医科大学卒 福島県出身

小林大介

 一年間いわき市医療センターで研修をしてたくさんの事を学んできましたが、この病院の特徴を1つ挙げるとしたら3次救急まで学べることだと思います。
 研修先を選ぶ時、あまり成績も良くなかった自分に3次の救急車対応ができるだろうかと不安でいっぱいでしたが、不安だからこそ研修医のうちに克服して後期研修に繋げたいと決心し当センターを志願しました。
 先月で救命センター研修が終わりましたが、2カ月目が終わるころには救急車のファーストタッチに対する不安はなくなっていました。救命科の上級医はとても指導熱心で、優しく、質問もしやすい先生ばかりでとても楽しく充実した研修ができました。
 他にも当センターの魅力はたくさんありますが、少しでも気になった方はぜひ病院見学に来てみてください。お待ちしております。

福島県立医科大学卒 福島県出身

坂井ちひろ

 当センターでの研修の1年間が終わり2年目となる今、実際に働くまではわからなかったいわき市医療センターでの研修のいいところを挙げてみようと思います。まず、手技や検査の機会が多いことです。広汎ないわき地区の、唯一の3次医療機関としての役割を持つ当センターでは、様々な重症患者さんが入れ替わり入院してきます。そのため高度医療に触れる機会が多く、市中病院の中でも医師として成長する機会にはかなり恵まれている場所だと思います。また、内科当直では研修医が主体となるので緊張感をもって研修に取り組むことができ、結果的に自分の成長につなげられます。自分が最初に診察した患者さんが元気に退院された時の喜びは想像以上でした。もちろん悩んだり、難しく感じる場面もありますが、上級医の先生方のサポート体制もあるので、充実した研修ができる病院だと思います。ぜひ一度見学に来てみてください。

福島県立医科大学卒 福島県出身

鹿野光治

 私は福島県いわき市出身であり、いわき市医療センターには家族も通院しており、私たちの健康を守ってくれる身近な存在です。いわき市民は“困ったときには医療センター”と思っている方はたくさんおり、当センターが標榜している通り名実ともに市民の健康を支える地域の中核病院と言えるでしょう。そうした病院で1年間働かせていただき、様々なことを勉強させてもらっています。地域の中核病院として豊富な症例が集まり、指導医の指導の下、手技や発表など多くの経験をさせてもらい、学生の時に抱いていたイメージ以上に有意義な研修となっています。

東北大学卒 福島県出身

渋井愛子

 どちらかといえば忙しい病院だと思って入職しましたが、想像以上にプライベートな時間をしっかり確保できる病院でした。診療科によっては夜間の呼び出しもありますが、私が一年間研修した中では土日はお休みの診療科の方が多かったです。
 自分が働きたい環境で研修できるので、バリバリ働きたい人にも自分の時間を大事にしたい人にもおすすめです。

福島県立医科大学卒 茨城県出身

武田朋樹

 学生の時に研修病院を選ぶ際、病院の規模や患者数、ローテートの必修科・選択科、当直の体制、待遇などに関しての話は聞いていましたが、正直実際に働く姿はそこまで想像できていなかったと思います。実際に働いて感じたことは、想像していた以上に主体性が求められる点です。特に当直に関しては県内の他の研修病院と比べても自由度が高く、問診から検査、入院の判断などに関して研修医の判断で行うことができる点は初期研修において非常に魅力的な点と感じています。判断に困った際には上級医に相談でき、指導体制も充実した環境で研修生活を送ることができていると感じています。

福島県立医科大学卒 東京都出身

西田寛崇

 学生の頃は、上級医の指導の下で症例を経験し勉強していくという研修生活を思い描いていました。しかし、実際は上級医の指導があるのはもちろんですが、その中で自分で考え行動する機会が多いと当センターでは思います。自身の行動のフィードバックを頂けることはもちろんですが、自分の行動が結果として出るからこそ、緊張感を持って日々の研修医生活を送ることができています。

獨協医科大学卒 福島県出身

栁沼弘樹

 学生時代は初めからある程度決まった科を言われた通りにローテーションすると思っていましたが、診療科の選択肢が自由で、ローテーションの期間など自分で決められることに魅力を感じました。
 いざ働きはじめると、3年目からの診療科選択に迷ってしまいますが、臨機応変にローテ―ションできるため、研修の質の向上につながると感じました。

福島県立医科大学卒 福島県出身

山尾和輝

 学生の頃は、いわき市医療センターは浜通りの中核病院であり、かなり忙しく遅くまで働いている病院という印象でした。確かに救急をはじめ、科によっては忙しい時期もありますが、休みが取れない・勉強の時間がないというわけではなく、決められた時間の中で働いているため、充実した研修をすることができます。
 また、上級医をはじめメディカルスタッフの方にも相談しやすく、日々の業務や当直など積極性を持って臨めば適切な指導を得たうえで成長できる環境にあると思います。