がん集学的治療センター

 当院では、平成26年に「地域がん診療連携拠点病院」の指定を受け、地域医療機関との連携のもと、がん診療の質的な向上に努めております。

 平成30年12月25日開院の「いわき市医療センター」では、「緩和ケア病棟」や「がんサロン・えん」の新設、手術室の増室、化学療法室の拡充、医療機器の高性能化(SPECT/CT、高精度放射線治療システム、MRI(3T)等)等に加え、平成31年1月からは、放射線治療と緩和ケアの部門で常勤医の対応する体制が整うなど、がんの医療環境が大幅に改善することになりました。こうした環境のもとで、チーム医療を更に推進させ、がんに関わる集学的な治療の充実に努めていく考えであります。

 今回、こうした取組を一人でも多くの皆様に知っていただくとともに、がん診療の横断的な体制づくりを進めていくことを目的に、当院の「がん治療」に関わる各部門の統括した呼称を「がん集学的治療センター」とすることにしました。今後は、地域における診断・各種治療・相談・支援・情報発信など、これまで以上に、がん診療全体の充実に貢献していけるものと考えております。

 これからも、患者さんに寄り添いながら、がん医療の質的な向上に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。



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