副院長兼看護部長あいさつ

　当センターは、福島県浜通り地域の急性期医療、専門的医療、高度医療を担い、自治体病院、災害拠点病院の役割を果たすために、常に職員一丸となり、地域医療の継続と質向上に努めています。
　看護部は「患者さんの意思を尊重しながら真心をこめて、市民に信頼される看護の提供」を理念に、患者さん、ご家族が安心できる質の高い看護の提供を目指しています。特に、看護提供体制にPNS^®（パートナーシップ・ナーシング・システム）を取り入れ、PNSの特徴を活かした安全な医療の提供と、「看護」を伝承すること、共に育つことを目指す人材育成に取り組んでいます。ワークライフバランスも重視し、働き続けられる職場環境づくりに力を入れています。当センターでは積極的に認定看護師資格取得にも努めており、認定看護師は、それぞれの分野の看護の質向上に向け、認定看護師同士が協力し合いながら精力的に活動しています。認定看護師が主体となって開催している認定看護師講座には多くの職員が参加し、知識を深めています。
　刻々と変わりゆく社会環境の中で、私達医療者に求められることも変化しています。また、今後は地域包括ケアシステムの推進を早急に進めなければなりません。職員一人ひとりが、当センターの役割を果たすために必要なことを考え、多職種と共にチーム医療を実践することで、市民の皆さんが地域で安心して暮らしていくことができると考えます。令和5年度は「看護の気づきを、声に出そう！」「やさしい言葉で話そう！」をスローガンに活動いたします。
　「慈心妙手」の基本理念の下、患者さん、ご家族の気持ちに寄り添い、信頼される看護を実践し、選んでいただける病院、そして職員が誇りをもって活き活きと働き続けられる病院を目指し、全職員で取り組んで参ります。

副院長兼看護部長
認定看護管理者
長谷川　吉子