当センターでお取り扱いしている診療科のご案内です。
中央検査室では、医師が患者さんの体の状態を知るために必要な様々な情報を提供し、病気の治療や早期発見・予防を支援するための臨床検査を行っています。
中央検査室は、国際標準化機構(ISO)が定めた臨床検査に特化した国際標準規格「ISO15189」の認定を2020年10月23日に取得し、現在も認定を継続しています。 中央検査室のISO15189認定取得は、正しい検査結果を出すために必要な検査技術能力と品質管理のしくみ(品質マネジメントシステム)が、国際的に通用する水準であると認められたことを意味します。
臨床検査技師 | 正規職員48名、再任用職員1名 |
---|---|
受付事務 | 会計年度任用職員5名 |
超音波検査士 | 認定輸血検査技師 |
認定血液検査技師 | 認定一般検査技師 |
認定認知症領域検査技師 | 認定救急検査技師 |
日本睡眠学会認定技師 | 緊急臨床検査士 |
JHRS認定心電図専門士 | 認定臨床化学免疫化学精度保証管理検査技師 |
福島県糖尿病療養指導士 | 細胞検査士 |
臨床工学技士 | 二級臨床検査士(臨床化学) |
二級臨床検査士(免疫血清学) | 二級臨床検査士(血液学) |
二級臨床検査士(微生物学) | 二級臨床検査士(衛生生理学) |
二級臨床検査士(呼吸生理学) | 臨床検査技師臨地実習指導者 |
認定POCコーディネーター | POCT測定認定士 |
心電図検定1級 | 心電図検定2級 |
心電図検定3級 | 第2種ME技術実力検定者 |
第1種衛生管理者 | 健康食品管理士 |
特定化学物質作業主任者 | 毒物劇物取扱者 |
有機溶剤作業主任者 | 危険物取扱者乙種第四類 |
診療情報管理士 | 認定ICLSインストラクター |
中央採血室では外来採血業務を中央検査室と看護部の共同で行っています。
当センターはオーダリングシステムを採用しているため、採血内容や検査項目、採血管の種類が瞬時に当部門のシステムに伝わり、患者さんの受付を開始するとバーコードラベル付き試験管が機械から自動で発行される仕組みになっています。
採血された試験管は随時検査室へ搬送され、患者さんの診察前に結果が報告できるよう努めています。
血液学的検査は、血液中の血色素量・赤血球数・白血球数・血小板数の測定や、白血球細胞の形態を分類しています。
これらの検査は、貧血や多血症、炎症の有無、白血病等の診断をするうえで重要な検査です。
また、出血傾向の有無や抗血栓薬療法の薬剤投与量を判断する検査も実施しています。
尿・糞便等一般検査は、尿や便・穿刺液など様々な検査材料を対象とした検査です。
尿中の蛋白・糖・潜血などを測定したり、その成分を顕微鏡で実際に観察することにより、腎・尿路系の疾患や糖尿病等を発見することができます。
便潜血検査では、糞便中の血液の有無を調べ大腸癌の早期発見に努めています。
生化学的検査では肝臓や腎臓、膵臓、心臓等が障害を受けたときに各臓器から血中や尿中に流出する特有の物質を化学的に分析することができます。また、血中の電解質(ナトリウム、カリウム、クロール等)を測定することで体内の状態を知ることが出来ます。その他にも、糖尿病の指標として血糖値及びヘモグロビンA1cを、メタボリックシンドロームの早期診断のためにHDL-コレステロール、LDL-コレステロール、中性脂肪等を測定し、臨床側へリアルタイムで検査結果を提供しています。
免疫学的検査では体内に混入した免疫反応を引き起こす物質(抗原)やそれを排除しようとする物質(抗体)を測定しています。当センターではB型・C型肝炎ウイルス、HIV、梅毒等の抗原や抗体の検査を実施しています。感染の拡大を防ぐためにも早期診断と治療が不可欠であり、迅速に検査結果を報告しています。
また、腫瘍ができたときに血中に分泌される特徴的な物質である腫瘍マーカーの測定も行っています。画像診断と組み合わせることで癌の発見に有用な検査です。
微生物学的検査では、採取された尿、喀痰、便、血液などの検体から感染症(肺炎、食中毒など)の原因となる微生物を顕微鏡で観察したり、培養、同定検査を行っています。
さらに検出された菌に対して、適切な治療薬を調べる薬剤感受性検査をしています。また、迅速検査としてインフルエンザ抗原やノロウイルス抗原検査、新型コロナウイルスや結核菌群の遺伝子検査を実施しています。
その他の主な活動として、院内感染対策委員会へ参加し、菌の分離数や薬剤耐性菌の検出状況を報告して院内感染防止に貢献しています。
輸血副作用を防ぎ、安全な輸血を行うため、輸血前検査として、ABO血液型、Rh血液型、不規則抗体検査、交差適合試験などを行っています。
また、輸血療法に使用する血液製剤の一元管理、院内で採血した患者さん本人の血液(自己血)の保管管理も行っています。
さらに当センターは3次救急を抱えているため、赤血球製剤、新鮮凍結血漿を常時待機血として確保し、24時間体制で臨床検査技師が輸血業務に携わっています。
生理機能検査は大きく5つの部門に分かれ検査を行っています。いずれの検査も、直接患者さんの体を対象として生体の変化を測定、及び記録する検査です。
患者さんのご協力を得て正しいデータを得ることに努めています。また、患者さんに負担をかけない検査をするよう心がけ、検査データが医師の診断と治療に反映するよう努力しています。
以下に各部門の紹介をします。
平成18年に脳死下での臓器提供が行われ、臓器移植法に基づく法的脳死判定脳波検査を経験しました。
その際活用し、大いに役立ったECI測定チェックシートを紹介します。
脳死判定チェックシート PDF形式(151KB)
脳死判定用チェックシート(ECI測定用) PDF形式(385KB)
電極間距離チェックシート PDF形式(217KB)
脳死判定用モンタージュ(提出) PDF形式(212KB)
上のリンクをクリックしてご覧ください。(ご覧いただくためには、Adobe社から無償で提供されている Adobe Reader が必要です。お持ちでない場合は、下のボタンをクリックすると入手できます)
中央放射線室は、画像診断のためのX線撮影・検査、放射線治療、MRI検査の実務を行っております。
実務は各診療科および放射線診断科・放射線治療科・看護部・医療技術部・薬局等との連携によるチーム医療体制で行っております。
分野 | 専門・認定資格名称 | 取得認定人数 |
---|---|---|
一般撮影 | 検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師 | 4 |
下部消化管(注腸)認定診療放射線技師 | 1 |
|
救急撮影認定技師 | 5 |
|
画像等手術支援認定診療放射線技師 | 3 |
|
日本DMAT隊員 | 2 |
|
CT | X線CT認定技師 | 4 |
Ai認定診療放射線技師 | 5 |
|
MRI | 磁気共鳴専門技術者 | 1 |
核医学 | ゾーフィゴ取扱従事者 | 1 |
治療 | 日本放射線治療専門放射線技師 | 1 |
医療情報 | 医療画像情報精度管理士 | 4 |
安全・管理 | 第1種放射線取扱主任者 | 6 |
第2種放射線取扱主任者 | 3 |
|
放射線管理士 | 5 |
|
被ばく相談員 | 2 |
|
放射線機器管理士 | 3 |
|
衛生工学衛生管理者 | 1 |
|
X線作業主任者 | 1 |
|
γ線透過写真撮影作業主任者 | 1 |
|
防災士 | 2 |
|
教育 | 臨床実習指導教員 | 2 |
中央放射線室では、一般撮影・CT・MRI・マンモグラフィなどの撮影・撮像の他に、骨粗鬆症診断の為の骨塩定量検査、衝撃波で泌尿器系の結石を砕く結石破砕、カテーテルを挿入し診断や治療をする血管撮影、放射性医薬品(RI)を使用した形態・生理機能検査、X線・電子線による放射線治療、救急撮影、放射線管理などの放射線に係わる業務を行っています。また、撮影・撮像画像は、ネットワークを介して各部門の端末から画像を参照できるようになっています。
胸部・腹部・骨系・パントモグラフィを撮影する4室があります。X線を使用して、胸部・腹部・骨などの撮影をしています。撮影された画像は、FPD(Flat Panel Detecter)によりデジタル化して目的部位や検査種別に応じて適切な画像を迅速に提供しています。 また、デジタル化により従来のフィルム使用時よりも低線量で撮影することが可能となりました。
マンモグラフィ検査とは、乳房専用のX線検査です。乳房全体を均一に進展させて乳腺や脂肪、血管などを鮮明に写しだします。「視触診」や「超音波検査」では見つけにくい早期乳がんの発見に大変有効な検査です。撮影は女性技師が担当し、人間ドックを含め、一般診療から2次検査まで幅広く行っております。令和6年8月に装置を新しくし、3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)撮影が可能となりました。
X線透視撮影室は使用目的により、3つの撮影室があります。
内視鏡、超音波装置を併用して胆管・膵管の検査を行う撮影室1部屋と、整形系検査・泌尿器系検査・小児系検査・耳鼻咽頭系検査・消化管バリウム検査等を行う撮影室2部屋、計3部屋で検査をしています。
骨密度測定検査は、骨粗しょう症の判別を行い、骨が折れ易い状態であるかを診断する検査です。骨粗しょう症とは、人の骨量が20代をピークに徐々に減少し、骨が折れ易い状態になることです。男女共通して、加齢・遺伝性・体質・ホルモン・栄養不足・運動不足等などにより骨粗しょう症になり易くなります。当センターでは、腰椎、大腿骨を対象部位にして検査を行います。検査時間は20分程度です。
また、大腿骨近位部骨折の患者さんに対して二次骨折の予防のために骨折リエゾンサービス(FLS)を導入しています。
体外衝撃波結石破砕術(ESWL):腎臓や尿管にできた結石に、衝撃波を体外より当てて、結石を砕く治療です。この治療は外来でも実施できます。医師同席の下、X線画像をみて衝撃波を当てる位置を合わせます。 血圧の変動が大きい場合があるため血圧を観察しながら治療を行います。通常3000~4000発衝撃波を当てます。治療時間は60分程度です。
X線を用いて人体の輪切り画像を撮影します。当センターでは、320列2台と80列1台のマルチスライスCTが稼働しております。320列CTは高性能の装置で、従来の装置に比べて高速で撮影が出来、特に心臓や小児の検査において優れた画像を撮影する事が可能です。検査時間は10秒程度の息止めで胸から骨盤までの撮影が可能です。また、3Dワー クステーション(3次元画像処理装置)を用いて診断に有用な画像を提供しております。
放射線を使用せず、強い磁場と電波を利用して人体の断面を撮像します。装置は1.5T(テスラ)と3.0T(テスラ)の超電導型MRI装置がそれぞれ1台ずつ稼働しております。非常に強い磁場の中に入って検査を行いますので、金属を検査室内に持ち込んでしまうと、重大な事故を起こす可能性があります。検査前に手術で埋め込まれた体内の金属や身につけている金属類の確認が必要です。検査は、心臓のような特殊部位を含め、全身のあらゆる部位を検査しております。検査時間はおおよそ30分程度です。
血管にカテーテルと呼ばれる細い管を挿入し、そこから造影剤を注入して撮影することにより、血管の病変の診断や治療を行います。心筋梗塞の原因となる狭窄した血管を広げたり、血管損傷や動脈瘤からの出血を止めたり、がんの栄養血管に対しての人工的な血流塞栓など、細かいカテーテルから行う事が出来るため外科手術に比べ低浸襲です。対象部位は全身の血管に及びます。当センターは3台の装置を使い分け、日々進歩している血管内治療に対応しております。
血管撮影装置を設置した手術室です。主に、胸部・腹部大動脈瘤の患者さんが対象で、手術のような大きな切開はせず、太ももの血管からカテーテルを挿入し、大動脈瘤の箇所に対して人工血管に金網を縫い合わせたステントグラフトを留置して治療します。その他に、大動脈弁狭窄症(AS)に対しての人工弁置換術(TAVI)や、心房細動による脳梗塞の予防を目的とした左心耳閉鎖術(Watcman)、僧帽弁閉鎖不全症に対する経皮的僧帽弁クリップ術(MitraClip)なども行われています。
放射性同位元素(RI)に微量の標識薬を付けた放射性医薬品を用いて、病気の診断をする専門分野です。放射性医薬品を体内に投与すると、特定の臓器や組織に取り込まれ、そこから放射線を出し、それをSPECT―CT(シンチカメラ)と呼ばれる装置で画像化します。特徴は、血流や代謝などの変化を画像に反映することにより、各臓器の機能検査を行うことができます。
リニアックと呼ばれる装置で体の外側から病気の部位へ放射線を照射して、がん等の病気の治療をしたり痛みの緩和をします。X線撮影に使用する放射線の数十倍のエネルギーの放射線を使用します。当センターでは症例に合わせて3種類のX線と、5種類の電子線を使い分けて照射を行っています。治療は、月曜日から金曜日まで毎日照射します。位置決め照合などを含めた所要時間は20分~30分程度で、 通常は1日1回で1人当りの照射時間はおよそ数分です。 放射線治療は照射中に痛みを感じることはありません。
現在の救急医療において放射線検査は必要不可欠な検査です。救急搬送された患者様に対して迅速に検査を実施する為、救命救急センター内に80列マルチスライスCTを設置したCT室とX線撮影室があり、24時間・365日稼働し、救急医療のチームの一員として迅速な検査を実施しております。救急撮影認定技師が数多く在籍し、撮影技術の向上などに貢献しております。
栄養管理室では、患者さんの一日も早いご回復を願って、入院中のお食事を提供しております。また、治療の一環として、食事療法が必要な患者さんには、管理栄養士が随時相談を受けております。
管理栄養士 7名
認定資格 | |
---|---|
日本糖尿病療養指導士(日本糖尿病療養指導認定機構) | 1名 |
福島県糖尿病療養指導士(福島県糖尿病療養指導士会) | 6名 |
栄養サポートチーム[NST]専門療法士(日本静脈経腸栄養学会) | 1名 |
病態栄養専門師(日本病態栄養学会) | 3名 |
がん病態栄養専門管理栄養士 | 3名 |
入院された患者さんの身体状況を、身長や体重、血液検査の値や食事の摂取量などから把握し、栄養管理計画書を作成します。
患者さんのベッドサイドに伺い、食事量や食事形態が適切かどうか確認をし、適切な栄養管理を行っております。また、栄養管理計画書は定期的に見直しを行い、適切なエネルギーや栄養素が提供されているか確認しています。
入院および外来の患者さんを対象に、医師の指示のもと、管理栄養士が食事に関する相談、アドバイスを行っています。予約制ですが、随時受け付けておりますので、ご希望の際は担当医にお申し出ください。
実施日時 | 月曜~金曜 9:00から17:00まで |
---|---|
所要時間 | 20分程度(初回は30分程度) |
内容 | 糖尿病・腎臓病・心臓病・脂質異常症・肥満・脂肪肝・消化器術後・摂食嚥下障害・低栄養 |
現在休止中です。
医師・看護師・薬剤師・理学療法士・作業療法士・管理栄養士、必要時には、歯科医師・言語聴覚士がチームになって栄養状態にリスクのある患者さんに対し、改善プランを提案、適切な栄養投与(経口栄養・経腸栄養・静脈栄養)を行い、栄養状態を改善することを目的に活動しています。
回診依頼があった患者さんに、医師・看護師・薬剤師・理学療法士・作業療法士・MSW・管理栄養士がチームとなって緩和ケアを行っています。
入院中の患者さんのお食事は、医師の指示により、それぞれの患者さんに必要な食事を提供しております。
当センターでは、万全な食品衛生管理のもと、適時適温の食事サービスを基本とし、患者さんの疾病の治療や健康の維持、低栄養の改善に貢献するため、病態に応じた治療食約90種類を用意しています。
その他、「噛みにくい」「飲み込みにくい」などといった患者さんの状態に合わせてできるだけ個別に対応しています。
入院中においても、四季の訪れを感じていただけるよう、春夏秋冬の行事に合わせて、月2回程度の行事食を実施しています。
楽秋膳
ハロウィン
理学療法士 | 30名 |
---|---|
作業療法士 | 10名 |
言語聴覚士 | 3名 |
運動器認定理学療法士 | 3名 | 基礎理学療法専門理学療法士 | 1名 |
---|---|---|---|
脳卒中認定理学療法士 | 2名 | 呼吸認定理学療法士 | 1名 |
3学会合同呼吸療法認定士 | 5名 | 日本摂食嚥下 リハビリテーション学会認定士 | 1名 |
心臓リハビリテーション指導士 | 5名 | 福島県体育協会公認 アスレティックトレーナー | 2名 |
医療リンパドレナージ セラピスト | 1名 | リンパ浮腫療法士 | 1名 |
骨粗鬆症マネージャ | 1名 | がんのリハビリテーション研修修了者 | 20名 |
立つ練習
病室での座る練習
歩く練習
関節を柔らかくする運動
私たちは誰でも日常生活の中で「作業」を行っています。
家事・着替え・トイレ・仕事・趣味…
「作業」はあなたと社会を繋ぐ接点です。
食事・入浴・更衣などの生活活動練習
福祉用具の選定や
退院後住環境のアドバイス
動作を補助する装具を作成
就労環境への適応
職業への復帰活動を支援
飲み込みの練習
発声機能の検査
高次脳機能障がいへのアプローチ
カードを用いた言葉の練習
物品を使用した手の練習
下肢装具を使用した歩く練習
松葉杖で歩く練習
スポーツ復帰に向けたトレーニング
聴診による呼吸機能評価
体位交換ドレナージ
自転車エルゴメーター
によるトレーニング
手術後早期の歩く練習
遊びを取り入れた練習
言葉の発音練習
院内の散歩
体力低下を防ぐ練習
リンパマッサージ
日常生活の練習場
調理練習場
InBody(体成分分析装置)
超音波治療器
発声機能検査装置
入浴練習場
自転車エルゴメーター
免荷歩行器
パワーリハビリテーション機器
言語療法の検査物品
臨床工学技士 | 正規職員24名(男性19名 女性5名) |
---|
透析技術認定士 | 4名 | 呼吸療法認定士 | 5名 |
---|---|---|---|
体外循環技術認定士 | 4名 | 専門不整脈治療臨床工学技士 | 1名 |
CVIT認定 心血管インターベンション技師 | 1名 | 周術期管理チーム臨床工学技士 | 1名 |
臨床工学技士臨床実習指導者 | 1名 |
当センターの臨床工学室は、全診療科の連携し業務を行っており、特に集中治療科領域、心臓血管外科領域、循環器科領域、血液浄化領域と密に連携を図り、臨床業務を行っています。
他には、様々な医療機器の保守点検管理業務をしています。院内で使用する医療機器を適時メンテナンスすることにより、医療・看護業務がストレス無く安全に行えるようにし、患者さんに、より安全な医療を提供できるように努めています。
歯科衛生士は、診療がスムーズに進行できるよう診療の準備、患者の案内等を行っています。
(抜歯、切開消炎、腫瘍切除、生検など)
口腔内衛生保持のため、歯周ポケット検査で口腔内状態を把握し、バイオフィルムの除去、歯石除去、歯面清掃、舌苔除去、粘膜の清拭を施行します。また、口腔内の状態にあわせて歯ブラシや清掃補助用具を選択し各々に適した指導を行います。
口腔領域における外傷や手術を受ける者に対し、口腔内常在菌の絶対数を減らし、それらによる創部感染の予防を目的として行います。
がん手術(頭頸部、上部消化管など)、心臓手術、整形外科領域における人工関節置換術などでは、口腔衛生状態の改善が術後の創部感染、術後肺炎等の合併症予防に有効であるとの報告があります。また、周術期や放射線化学療法により免疫力が低下した状態では、口内炎やカンジダ症、ヘルペスなどといった口腔粘膜のトラブルや、口腔内常在菌を起因菌とした誤嚥性肺炎や敗血症などの重篤な全身的感染症が引き起こされることがあります。
これらの発生防止や発症後の早期治癒を目的として行うものです。
(いずれも歯科医師の歯科衛生実施指導計画、周術期口腔機能管理計画等の指示に基づく。)