放射線治療科

スタッフ紹介

<患者さんへのメッセージ>

 放射線治療はがん診療の一翼を担っており、根治治療(がんの根絶を目指す治療)・手術や化学療法などと組み合わせた治療(集学的治療)・緩和治療(がんによる痛みなどの苦痛を緩和する目的の治療)と幅広い適応を持っています。これは侵襲の少なさや肉体の機能・形態温存の点で優れた治療といえます。
 当センターで2019年から稼働を開始している新しい放射線治療システムは、旧病院時代には不可能であった種々の高精度治療を実現できるポテンシャルを有しています。その能力を最大限に活かし、これまで以上の地域貢献が出来る施設となれるよう、スタッフともども尽力して参ります。


<紹介元主治医の先生へのお願い 放射線治療科への受診について>

 当科では院内各診療科からの紹介の他、地域医療連携により近隣病院からの紹介を受け付けております。受診をご希望の際は地域医療連携を通じて、当科へ診療予約をお申し込みください。
 なお、当科では入院病床を有しておりませんので、当院への通院が困難で転入院を要する場合、まずは関連診療科への受診申し込みをお願いいたします。
 また、骨転移などへの緩和治療の一部では、患者さんの負担軽減を目的として、初診当日に診察から治療の全てを完了させること(単回治療)も検討可能です。急を要する際は、お電話でご相談いただければ幸いです。


主任部長

藤本 圭介

東北大学 (1998年 卒)

【資格】
放射線治療専門医
日本医学放射線学会研修指導者
日本がん治療認定医

放射線治療患者数

  原発部位 2023年 2022年
新規例   240 225
  脳・頭頚部 28 21
  肺・縦隔腫瘍 32 26
  乳癌 64 70
  食道癌 7 10
  胃腸・肝胆膵 25 15
  婦人科腫瘍 29 30
  泌尿器系腫瘍 37 37
  造血器リンパ系腫瘍 9 9
  その他(良性疾患含む) 9 7
再治療例   25 23
合計   265 248

転移巣部位 2023年 2022年
33 30
11 6