当センターでお取り扱いしている診療科のご案内です。
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救命救急センターは、浜通りから北茨城地区に及ぶ地域の患者さんを受け入れ、救命を第一に高度な医療を提供しています。救急隊や多職種と連携を図り円滑な対応を行うことで、救命率の向上に努めています。
令和4年度にドクターカーが稼働となり、院外での迅速な処置・治療を行い病院への搬送が可能となりました。また、血管撮影室業務を担うことで、24時間スムーズな検査・治療へと継げています。突然の怪我や病気で不安を抱える患者さん、ご家族に寄り添い、安心・安全で質の高い看護が提供できるよう、チーム一丸となって取り組んでいます。
E-ICU(Emergency Intensive Care Unit)病棟は、多種多様な疾患・外傷・脳血管障害・中毒など、重篤な患者さんが緊急で入院し、集中的に管理を行う病棟です。救命救急センターの後方病棟として、いつでも入院が受け入れられる体制を整えています。4対1の看護配置とPNS®による看護体制で、患者さんの変化を見逃さない「気づき」を大切に、安心・安全な看護の提供を心がけています。また、患者さんだけでなく、ご家族の声にも耳を傾け、思いに寄り添いながら温かみのある看護の提供を心がけています。
HCU(High Care Unit)は、内科系、外科系を問わず集中ケアが必要な重症患者さんや各診療科の手術後の患者さん、心臓カテーテル検査後の患者さんを受け入れる病棟です。集中的な治療を行うため、救急看護認定看護師が1名配置されており、看護師は患者さんのわずかな変化を見逃さないように、異常の早期発見・早期対応に努めております。集中治療を要する患者さんは身体的にも精神的にも不安定な状況にありますが、一日でも早く患者さんやご家族が心身共に回復できるよう、スタッフ一丸となり安心・安全で温かみのある看護の提供を心がけています。
ICU病棟は、オープンフロア8床と個室2床を有しており、侵襲の大きな手術後の患者さんや、高度で専門的な治療を必要とされる患者さんの入室を受け入れております。明るい雰囲気を大切にしながらも、日々、緊張感を持って患者さんのケアを行っています。医師、看護師、薬剤師、臨床工学技師、リハビリスタッフ、栄養士、医療ソーシャルワーカーなど、多職種で患者さんを支える「チーム医療」を推進しながら、患者さんの早期回復を目指しています。また、患者さんやご家族の思いを尊重し、寄り添いながら、温かみのある看護を心がけています。
周産期母子医療センターNICUは、小さく生まれた赤ちゃんや病気を持つ赤ちゃんが入院する病棟です。
赤ちゃんの状態が良くなり健やかに成長できるよう、医師や看護師を中心としたチームで協働し、医療や看護を提供しています。また、赤ちゃんとご家族の絆が深められ、安心して自宅に帰れるよう、母子同室などを通し育児の支援を行っています。退院後は、外来や保健師と連携し、赤ちゃんの成長・発達や育児の支援を行っています。
少しずつ成長・発達していく赤ちゃんの表情やしぐさに癒され、喜びを感じることができるとてもやりがいのある病棟です。
中央手術室は13診療科の手術に24時間体制で対応し、年間約6500件の手術が行われています。ハイブリッド手術の実施や2023年度より手術支援ロボット「ダビンチ」が導入されるなど、地域の中核病院として先進医療も行われています。手術室看護師は手術介助のみを行うのではなく、手術に対する不安を少しでも和らげるため術前訪問を行っています。また手術後の患者さんの状態を継続的に観察するため術後訪問を行っています。私たちは周術期を通し質の高い看護を提供すると共に、手術を受ける患者さんを思いやる看護の心を大切にしています。
いわき市内で唯一の小児病棟です。新生児から中学生までの、小児のあらゆる疾患の患者さんが入院します。それぞれの患者さんに応じた診療と看護を行い、早期に回復できるように支援しています。
私たちスタッフはこどもが大好きです。患者さんの言葉にできない心の声をすばやくキャッチして、苦痛を最小限にとどめられるように援助しています。患者さんの成長と健康な発達を目標に、患者さんや家族の方が安心して入院生活が送れるように、スタッフ一同誠意をもって看護しています。
東5病棟は、産科病棟です。
地域周産期母子医療センターである当センターでは、地域の産科施設や
NICU(新生児集中治療室)と連携し、正常からハイリスクまで幅広い
妊産褥婦さんや赤ちゃんに対して、安全な周産期医療を提供しています。
一人ひとりの方々が安心して妊娠・出産を迎え、すこやかに育児が
できるように、母と子に寄り添いながら、その思いを尊重した丁寧なケア
を目指して、スタッフ一同日々努めております。
当センターでの出産が思い出に残る素晴らしいものとなりますよう、
心を込めてサポートさせていただきます。
西6病棟は、身体や心のつらさに対して緩和医療を提供する緩和ケア病棟です。在宅療養希望の方には、多職種で十分な調整を行ない安全な在宅療養に繋げています。当センター受診中で在宅療養の方は「レスパイト入院」(ご家族の休養を目的とした短期入院)も可能です。
症状コントロールを中心に、食事支援、入浴介助、アロマトリートメント、庭園散歩で気分転換など患者さんの希望に沿ったケアを行ない、患者さんやご家族から「身体だけでなく心も楽になった」「お風呂最高!」等の言葉を多く頂いています。
今後も安心・安全で心に寄り添ったケアが提供できるようしていきます。
東6病棟は、泌尿器科・救命科を主とした混合病棟で、その他にも多くの科の患者さんを受け入れています。若いスタッフが多いなか、先輩看護師と共に情熱を持って学び合い、患者さんへ安心・安全な看護を提供できるようスキル向上に励んでいます。
入院前から退院後の生活まで見据え、患者さんや家族に寄り添い、個別性を重視した患者指導を心がけています。さらに多職種と連携を図りながら「チーム医療」で対応してまいります。
西7病棟は整形外科病棟です。若いスタッフが多く、笑顔と明るさにあふれる中、患者さん・ご家族の気持ちに寄り添い、信頼される看護を提供できるよう心がけております。また入院生活が少しでも快適に過ごせるように、保清ケアに力をいれてます。術後、久しぶりにシャワーを浴びられた患者さんの爽快に満ちた表情から、病棟スタッフはパワーを頂いてます。医師、薬剤師、リハビリスタッフ、栄養士、医療ソーシャルワーカーなど多職種で連携しチーム医療で最良の医療が提供出来るように努めていきます。
東7病棟は、整形外科病棟です。手術に関わる急性期から回復期の患者さんが主に入院しています。術前は手術に対する不安に寄り添い、丁寧な説明を心がけています。術後は、機能維持・向上にむけて早期離床やリハビリ訓練により患者さんにあった回復ができるよう支援しています。患者さんと一緒に目標を設定し、医師や多職種と情報を共有しながら、安全・安心な看護を提供するためチーム医療に取り組んでいます。治療やリハビリを頑張る患者さんに常に声をかけエールを送り、スタッフ一同チームワーク良く明るく元気な病棟を目指しています。
西8病棟は婦人科病棟です。診断のための検査のほか、手術や化学療法、放射線療法など幅広い治療が行われています。女性特有の病気であるため、細やかな気配りと丁寧な対応で安全・安心な看護の提供を心がけています。チーム医療により手術や治療などで起こる心身の苦痛を早期に緩和できるように努めています。
病棟カウンターには、スタッフが手作りで季節ごとの飾り物をしています。季節を感じ患者さんやご家族の心が和むように努めています。
東8病棟は、脳神経外科、呼吸器外科、眼科の患者さんを対象とした混合病棟です。
患者さんとご家族が、その人らしく過ごせるように常に寄り添うことを大切にしながら看護を行っています。
医師、看護師、薬剤師、リハビリスタッフ、ソーシャルワーカー、栄養士との「チーム医療」を実践し、発症直後の急性期から治療・リハビリ等を行っています。入院時より退院後の生活を見据え検討し、安心して退院、転院ができるよう支援しています。
西9病棟は、心臓血管外科と歯科・口腔外科を主とした混合病棟です。心臓血管外科は、術前と術後の周術期からその後退院するまでの回復期をそれぞれに応じた診療・看護・リハビリテーションを行い、早期に回復できるよう支援しています。
歯科・口腔外科は、術前・術後の食べる・飲み込む・話すなどの障害を早期に回復し、快適な生活が取り戻せるように支援しています。
病棟スタッフは、無事に手術を終え元気に退院していく患者さんの姿にパワーをいただきながら、日々、笑顔で頑張っております!!
東9病棟は、循環器内科の病棟です。
主に心筋梗塞や心不全など心疾患の治療やケアを行っています。現在、市内共通の心不全パンフレットと心不全手帳を活用し、患者さん・ご家族が安心して地域に戻れるよう、生活指導により一層力を注いでいます。また、医師・看護師のみならず、薬剤師や栄養士、理学療法士や医療ソーシャルワーカーなど多職種でカンファレンスを行い、患者さんにとって最良なケアが提供できるよう努めています。スタッフが一丸となり、安心して入院生活が送れるよう支援しています。
西10病棟は、主に血液内科の患者さんが入院しています。全身的な症状を呈する血液・造血器疾患に応じた、専門的な診療・看護を行います。免疫抑制状態にある患者さんに対し、安全な医療が提供できるよう無菌室・準無菌室(21床)の特殊病床が設置されています。
患者さんが安心して化学療法や輸血療法などの治療に専念できるよう日々、看護師も研修会等に参加し、様々な治療法を習得しながら患者さんにとって最良のケアができるように努めています。また、治療に伴う心身の苦痛が緩和されるよう、多職種と連携しながら支援しています。
東10病棟は、形成外科、耳鼻咽喉科、消化器科センター(内科・外科)の混合病棟で、幅広い疾患に対応しています。そのため、入院後の検査、治療から退院まで、患者さんや家族に寄り添い、意思を尊重した看護を提供できるよう心がけています。また、医師、薬剤師、リハビリテーション技師、栄養士、医療ソーシャルワーカー等の多職種と連携し、チーム医療で患者さんのQOLの維持、向上に努めています。1日でも早い回復を願い、患者様、ご家族の方が安心して退院できるよう支援していきます。
消化器科・外科部門の消化器センターです。内視鏡治療、外科的手術、化学療法、緩和治療など様々な検査・治療を受けられる患者さんに対して、安心して入院生活が送れるように丁寧な説明と患者さんに寄り添った看護を心がけています。若いスタッフも多く、ベテラン看護師と共に学びあい、消化器センター看護師としてのスキルの向上を常に目指しています。
また、患者サポートセンターと協働しながら、入院前より退院後の状況確認しながら、多職種で連携して患者さん・ご家族の要望に添った退院支援に務めています。
東11病棟は消化器内科・外科を中心とする消化器センターです。手術を受ける患者さんに対する周術期看護を中心に、社会復帰されるまで、患者さんの必要としているケアは何かを考え、安全・安心な看護が提供できるよう心がけています。また、治療を受けた患者さんや、治療を継続しながら暮らしていく患者さんが、退院後も安心して暮らせる土台をつくるサポートができるよう、多職種と協働して取り組んでいます。
同時に働きやすい職場づくりを目指し、職員同士が互いに慮り、協力し、ワークライフバランスの推進にも取り組んでいます。出勤することが楽しみになる職場作りを職員全員で行っています。
外来は地域の医療機関から紹介いただいた患者さんへの外来看護や退院後の継続看護など、専門性を活かし患者さんと関わっています。外来から病棟、病棟から在宅、そしてまた外来へと「繋ぐ看護」を大切に多職種との連携を図っています。通院で化学療法や放射線治療を行う患者さんが増えているため、治療と社会生活が両立できる支援を心掛けています。私達は、受診される患者さんとご家族の声に耳を傾け、思いに寄り添い、安心して受診していただけるよう、笑顔で丁寧に対応させていただきます。